04 February 2017

02/04 Nan Goldin




女性が続きますがアメリカ人フォトグラファーのNan Goldin(ナン ゴルディン)、この方も女性です。


割と普通の家庭に生まれて15歳くらいから写真を撮っているようなのですが、
なかなかの不良だったようです。

不良といってもすげー悪いやつというより、世捨て人的になっていたイメージです。
あったことはないので想像なんですが、、



周りにいるヤク中や同性愛者の友達とか、本人もバイセクシャルのようで恋人とか自分を撮ったりもしています。
で、こんな写真を撮れるということはすごく仲がよかったり、信頼されているということだろうな、と思う。そしてきっと友達や顔見知りなのです。

きっと彼女にとってはヤク中を撮っている、というより日常を撮っているてことなんだろうなーと感じました。


親友のお葬式

写真に写っているのは多くが同性愛者やヤク中というのは書きましたが、
そんなもんで1990代にはほとんど被写体になった方が亡くなっているそうです、、



1986年に発表された"The Ballad of Sexual Dependency(性的依存のバラード)"が有名ですが、賞賛されつつ、批判もあったようです。

ちなみに写真の右はナン本人。この2人の目線から人のつらさを勝手に感じております。



1994年には東京で撮影、アラーキーの写真と交互に並べた"TOKYO LOVE"を発表しています。




そんなナン ゴールディンのTシャツです。
いつも前置き長いのですが、、



1995年に発表されたドキュメンタリー作品"I'll be Your Mirror"のTシャツで、翌1996年にはニューヨークのホイットニーミュージアムにより同名の写真集が出版されています。
表にプリントされているのは1980年に撮影された"The Hug"という作品です。



興味のある方はぜひ覗いてみてください。
ほかにも色々と載せております。