16 April 2017

4/16 Karl Blossfeldt



1865年生まれのドイツの写真家で彫刻家、植物学者でもあるKarl Blossfeldt (カール ブロスフェルト)

1865年というと日本ではまだ江戸時代、坂本龍馬が亀山社中を組織した年です

そのカールですがベルリン工芸美術学校で彫刻を学んだ後、1924年にベルリンにある"United State School for Fine and Applied Art(和訳がわかりません、、ベルリン王立芸術大学とか?)"の教授となりました、彫刻の先生です

カールは写真家として最も有名で写真家としての彼の紹介をしたいのですが
元々はプロのカメラマン、ってわけじゃありません!

学生に「自然が作ったデザインだぞ!」と、自分が撮った植物の写真を使って教えていたのです、趣味が高じて自分で30倍の拡大撮影ができる写真機を作り35年間ずっと植物の「ある部分」(芽とかツボミ、葉っぱとか)を撮り続けました

1928年に出版された写真集「芸術の原型」というのが相当、当時の人々にインパクトを与えたようです

バウハウスでもすごく評価されたいたようでパウル クレー(バウハウスで先生やっていた)の奥さんが誕生日プレゼントでカールの写真集をプレゼントしたらしい、、
バウハウスは1920年代とかにあった美術と建築の学校です!


「植物は決して単なる無味乾燥な機能主義に堕落しない その形は論理的であり、また最適である 植物の原初的な力は,、全てのものを最も高い芸術的な形状を取るように仕向ける」というのがカールの言葉ですが、

自然にできた植物のハズなのに、その形が理にかなっていてカッコいいよね?機能的にも最適でなるべくしてなっているデザインなんだ、そうだ、これはデザインなんだ!

みたいな、感じですかね?ちょっとうまく言えないですが、、



現在では新即物主義を代表する写真家と言われていますカール、フランスのシュルレアリスムのアーティストにも多大な影響を与えたようです
そんなカールの1990年代デッドストックのクジャクシダTシャツです

シンプルな植物のTシャツというのもあんまり見かけない気がします
シダをTシャツにするところにもプリントと相まってシュルレアリスム的な感じがあります、ね


instagramwebshopもやっています
そちらも気が向きまくったら見てみてください

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